※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

休ヶ岡八幡宮(やすみがおかはちまんぐう)

概要

薬師寺を守護する鎮守社で、薬師寺の南門の南に鎮座する。
寛平年間(889~897年)に、薬師寺別当の栄紹(えいしょう)大法師によって大分県宇佐から勧請され、八幡宮の祭神である僧形八幡神・神功皇后・仲津姫命の三神像(いずれも国宝、奈良国立博物館に寄託中)が祭られる。
現在の社殿は、数度の天災・人災によって破壊・焼失された後、慶長8年(1603)に豊臣秀頼によって新造されたものである。
三軒社流造の本殿、その両脇に接続した脇殿ともに、小高い石積みの壇上に立つ。また、社殿の西、前庭の西側にある建物は、座小屋と呼ばれ、中世に始まった宮座が受け継がれている貴重な歴史文化遺産である。

参考

所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
拝観時間:境内拝観自由

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.