※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

夜支布山口神社(やぎゅうやまぐちじんじゃ)

概要

小高い丘の上に立つ大柳生の氏神で、神野宮(こうのみや)とも呼ばれる。
素盞嗚命(すさのおのみこと)を祭り、一年交代でトウヤ(氏子の年長者の家)に神の分霊を迎える「回り明神」の風習が残る。
毎年8月15日に近い土曜の夜、神社前の広場(かつてはトウヤの庭)で、「太鼓踊り」(奈良県指定無形民俗文化財)が行われる。これは、竹にヒノキの削ったものを束ね、上に花飾りを付けた「シナイ」を背中につけた踊り手が、羯鼓(かんこ)と呼ばれる太鼓を胸に下げて打ち鳴らしながら踊る伝統行事である。
摂社の立磐神社本殿は、春日大社の第四殿を延享4年(1747)に移したもので重要文化財。

参考

所在地:奈良県奈良市大柳生町3089
拝観時間:境内拝観自由

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