※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

三輪恵比須神社(みわえびすじんじゃ)

概要

悠久の昔から「つばいちえびす」と親しまれ、市場の守護神として多くの人々に尊崇されてきた神社。祭神は、八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)、八尋熊鰐命(やひろわにのみこと)、加夜奈流美命(かやなるみのみこと)。
日本最初の市は、奈良時代以前に三輪山の南麓の金屋で行われた「海柘榴市(つばいち)」とされ、初瀬川の川べりで物々交換の市として開かれた。
市には守護神が祭られたが、延長4年(926)7月の大雨によって初瀬川が氾濫。のちに、市が三輪の地へ移されると、守護神も三輪に移された。以来、三輪市の繁栄とともに信仰を集め、今日では、地元の人たちに「三輪のえべっさん」の愛称で親しまれている。
毎年2月5~7日は「三輪の初市」でにぎわい、2月6日には「本えびす」の大祭が執り行われる。

参考

所在地:奈良県桜井市三輪375
拝観時間:境内拝観自由

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