※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

宮の滝・舟ノ川(みやのたき・ふなのがわ)

概要

五條市大塔町篠原にある宮の滝は、落差約40メートルの3段の滝で、那智の滝とは夫婦であると伝えられる。新緑や紅葉に映える滝の美しさもさることながら、厳冬時に凍りついたさまにも見応えがある。
篠原地区の奥地から熊野川に流れる舟ノ川は、大峰山脈の明星ヶ岳から七面山にかけての山稜を水源とする清流。四季折々の大自然の素晴らしい景観で、訪れる者を楽しませてくれる。
また、舟ノ川流域に点在する篠原、惣谷、中井傍示(なかいほうじ)などの山深い地域の集落は、古くから「舟ノ川郷」と呼ばれ、独自の文化や芸能を長く留めてきた地域である。
奈良県の無形民俗文化財に指定された篠原踊、惣谷狂言、阪本踊(さかもとおどり)などの民俗芸能を今に伝える。

参考

所在地:奈良県五條市大塔町

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