※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

満願寺(まんがんじ)

概要

高野山真言宗の寺。
井上(いのえ)皇后(内親王)や他戸(おさべ)親王などを祭る霊安寺の塔頭寺院として発足。
明治初年の廃仏棄釈により、御霊神社(霊安寺町)の神宮寺本地堂を、室町時代に廃絶していた霊安寺の故地に移転して本堂とし、准胝(じゅんてい)観音をはじめ多くの寺宝を引き継いだ。
平安時代後期に書写された大般若経529巻と、光明皇后の書写と伝えられる大般若経1巻は重要文化財に指定されている。
釣り鐘は元禄3年(1690)鋳造で、霊安寺草創の縁起を伝える刻銘がある。

参考

所在地:奈良県五條市霊安寺町2110
拝観時間:8時00分~18時00分

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