※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

松尾寺(まつおでら)

概要

松尾山の中腹に位置する真言宗の大本山。 山号は補陀洛山(ふだらくさん)。本尊は厄よけ観音として知られる千手千眼観音菩薩(秘仏)。
養老2年(718)、舎人親王(とねりしんのう)が「日本書紀」編さんのとき、42歳の厄年であったため、日本書紀の無事完成と厄よけを祈願し、建立したという。
舎人親王が松尾山で修行した折、東の山に紫の雲たなびき、千手千眼観世音菩薩が降臨されたという縁起から、奈良時代以降、国運隆盛を願う勅願寺として朝廷の手厚い保護を受けた。
日本最古の厄よけ霊場として広く信仰を集め、初詣から2~3月の厄よけまつり、初午(はつうま)の日の縁日を中心に、年中多くの参詣者でにぎわう。 また、境内には「お花畑」があり、バラの名所としても知られる。

参考

所在地:奈良県大和郡山市山田町683
拝観時間:9時00分~16時00分

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