※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

平城陵(市庭古墳) (へいぜいりょう/いちにわこふん)

概要

平城宮跡の第一次大極殿のすぐ北側、佐紀盾列(さきたたなみ)古墳群の東群の中では西端に位置している。
かつては全長253メートルの大型の前方後円墳だったとされるが、平城宮造営時に前方部が破壊され、現在は直径105メートル、高さ13メートルの後円部を残すのみである。
宮内庁は平城天皇の楊梅陵(やまもものみささぎ)としているが、同天皇が亡くなったのは9世紀。一方、古墳の築造は平城宮造営前の5世紀ごろと考えられている。

参考

所在地:奈良県奈良市佐紀町

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.