磯城郡川西町にある真言宗豊山派の寺。六県神社の東側にあり、神宮寺である。 寺伝では、貞観年間(859~877年)に法隆寺東院を再興した道詮(どうせん)の創建という。 本堂(重要文化財)は、創建時のものを南北朝時代に再建。間口5間、奥行4間の寄せ棟造りである。 本堂に安置されている「木造釈迦如来坐像」と「木造地蔵菩薩立像」も重要文化財に指定されている。
所在地:奈良県磯城郡川西町保田33 拝観時間:境内拝観自由
富貴寺 本堂(重要文化財) 2010年11月5日撮影 磯城郡川西町