※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

般若寺(はんにゃじ)

概要

真言律宗の寺院で、山号は法性山。
舒明天皇元年(629)、高句麗の僧・慧潅(えかん)の創建とされ、天平7年(735)、聖武天皇が伽藍(がらん)を建立し、般若寺と命名したと伝わる。
治承4年(1180)、平重衡(たいらのしげひら)による南都焼き討ちによって伽藍は焼失した。 その後、建長5年(1253)ごろ、南宋から来日した石工、伊行末(いぎょうまつ)によって十三重石塔(重要文化財)が建立され、西大寺の僧・叡尊(えいそん)や忍性(にんしょう)らによって本尊や伽藍が復興された。
国宝に指定されている楼門は鎌倉時代の建立。 本堂には本尊の文珠菩薩(重文)が安置されている。
また、9~11月は20種類10万本のコスモスが境内に咲き誇ることから、コスモス寺の名でも親しまれている。

参考

所在地:奈良県奈良市般若寺町221
拝観時間:9時00分~17時00分

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