※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

長谷本寺(はせほんじ)

概要

寺伝によると、和銅年間(708~715年)に南都の僧・大満が開基。
当時、本尊の十一面観音像をつくったのち、同材で長谷寺(桜井市)の本尊をつくったので、長谷本寺の名になったという。
談山神社所蔵の磯野荘古図には、「橋本寺」の名でも記されている。 かつては広大な寺領を持っていたが、廃仏毀釈で大半を失った。
現在は真言宗豊山派に属し、本堂は昭和53年(1978)に再建されたものである。
本尊の十一面観音立像(平安中期)は、奈良県指定文化財。 境内には、ほかに、鐘楼、琴平神社、春日神社、西国三十三所の観音堂がある。
寺の南正面の道は、古代の官道「横大路」の名残である。

参考

所在地:奈良県大和高田市南本町7-17

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