※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

長谷寺 本尊十一面観世音菩薩御影大画軸(はせでら ほんぞんじゅういちめんかんぜおんぼさつみえいだいがじく)

概要

長谷寺が所蔵する日本最大級の掛け軸。 縦16.46メートル、横6.22メートルで、本堂の本尊・十一面観世音菩薩立像が描かれている。
明応4年(1495)に火災に遭った本尊を再建するための設計図として、興福寺の絵師・清賢(せいけん)が、高さ10メートル以上の実物とほぼ同じ大きさに描き、これを寛文5年(1665)に掛け軸に仕立てた。
本尊のほか、脇侍の雨宝童子(うほうどうじ)立像と難陀龍王(なんだりゅうおう)立像も描かれている。
平城遷都1300年祭に協賛して、平成22年(2010)3月1日から5月31日まで、約10年ぶりに特別公開された。

参考

所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
通常非公開

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.