※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

額田部窯跡(ぬかたべかまあと)

概要

重要文化財に指定されている額安寺 五輪塔の西側約30メートルの地点で、昭和3年(1928)に発見された窯跡。
東西に並ぶ3基の窯跡があり、鎌倉時代、額安寺の再興に際し、瓦を焼いたとされる。
昭和4年(1929)4月2日に、国の史跡に指定された。
3基とも、全長約2メートル、幅約1メートルの小規模な窯で、焼成室の床面に細長い堤(ロストル)を持つ「ロストル式平窯」と呼ばれるものである。
現在、最も西側に位置する1基に覆屋をかけて保存している。

参考

所在地:奈良県大和郡山市額田部北町
見学自由

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