重要文化財に指定されている額安寺 五輪塔の西側約30メートルの地点で、昭和3年(1928)に発見された窯跡。
東西に並ぶ3基の窯跡があり、鎌倉時代、額安寺の再興に際し、瓦を焼いたとされる。
昭和4年(1929)4月2日に、国の史跡に指定された。
3基とも、全長約2メートル、幅約1メートルの小規模な窯で、焼成室の床面に細長い堤(ロストル)を持つ「ロストル式平窯」と呼ばれるものである。
現在、最も西側に位置する1基に覆屋をかけて保存している。
所在地:奈良県大和郡山市額田部北町
見学自由