巣山古墳とともに、馬見古墳群で中核をなす大型前方後円墳。 現在は、三吉(みつよし)陵墓参考地となっており、立入が禁止されている。 全長200メートル、後円部の直径117メートル、前方部の幅118メートルで、くびれ部には造り出しが付き、周濠(しゅうごう)、外堤が伴う。 古墳時代中期の築造と考えられる。 埋葬施設の副葬品と考えられる勾玉(まがだま)、管玉(くだだま)、棗玉(なつめだま)が出土し、宮内庁に保管されている。
所在地:奈良県北葛城郡広陵町三吉
新木山古墳(広陵町) 2010年11月28日撮影 北葛城郡広陵町