奈良町の伝統的な町家を再現した建物で、昔の奈良の町家の生活様式に直接ふれることができる施設。
昔は家の敷地の幅で課税が決められていたことから、間口が狭く奥行きの深い、うなぎの寝床状に細長い構造になったという。
外からは中が見えず、中からは外の様子をうかがえ、通風と採光を得られる軒格子、吹き抜けになった明かり取りのある通り庭、収納スペースと階段が一緒になった箱階段など、随所に施されたさまざまな工夫に、先人の生活の知恵や暮らしぶりを知ることができる。
所在地:奈良県奈良市元興寺町44
開館時間:9時00分~17時00分