※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良女子大学記念館(ならじょしだいがくきねんかん)

概要

奈良女子大学は、女子教員の養成を目的として明治41年(1908)に設置された奈良女子高等師範学校を前身とする国立大学である。
現在の記念館は、奈良女子高等師範学校の旧本館として、創設当初から1階は事務室に、2階は講堂に利用されており、昭和24年(1949)に国立奈良女子大学へと生まれ変わった後も、大学本部と講堂として使用されていた。
その後、昭和55年(1980)に本部管理棟が、昭和58年(1983)に講堂が別に新築されたため、平成2年(1990)に「記念館」と名称を改め、保存することになった。
平成6年(1994)12月27日には、日本の学校建築の歴史を知るうえで重要な建造物として、旧本館と守衛室、正門が重要文化財に指定された。
現在は、1階は展示室、2階は講堂として活用されている。

参考

所在地:奈良県奈良市北魚屋西町
一般公開:春季4月29日~5月5日、秋季11月1日~11月7日(開催期間は、年により多少前後することがある)

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