※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良市総合観光案内所(旧JR奈良駅舎)(ならしそうごうかんこうあんないしょ/きゅうじぇいあーるならえきしゃ)

概要

平成15年(2003)9月6日まで使われていた2代目駅舎。
昭和9年(1934)に主要部が完成したもので、奈良の寺院の屋根を模した寺院風建築と、鉄骨鉄筋コンクリート造りの和洋折衷様式が採用されている。
線路の高架化に伴い、新駅舎へ切り替わった際に取り壊される予定だったが、保存を願う声が大きく、曳家(ひきや/解体せず、全体をそのままジャッキなどで持ち上げて移動させる工法)によって、元の位置から18メートル移動された上で保存された。
経済産業省から「近代化産業遺産」に指定されている歴史ある建築物である。
しばらく使用されていなかったが、平成21年(2009)7月25日に「奈良市総合観光案内所」として生まれ変わった。
対面式案内カウンター(外国語にも対応)をはじめ、インターネットに接続した観光情報 検索コーナーや奈良の伝統工芸品の展示コーナー、休憩コーナーなどがあり、各種パンフレット類もそろっている。
手荷物一時預かりのサービス(有料)も行っている。

参考

所在地:奈良県奈良市三条本町1082
利用時間:9時00分~21時00分

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