※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良国立博物館(ならこくりつはくぶつかん)

概要

奈良公園の中にあり、興福寺、東大寺、春日大社などに隣接する博物館。毎年秋に開催される「正倉院展」の会場としても知られる。
明治22年(1889)帝国奈良博物館として設置され、同28年(1895)に開館。昭和27年(1952)に奈良国立博物館と改称され、現在に至る。
現在は仏教美術を中心とした文化財の収集・保管・研究・展示を行っており、平成22年(2010)7月にリニューアルアープンした「なら仏像館(旧本館)」では、国内でもっとも充実した仏像展示が行われている。
このほか、中国古代の青銅器(坂本コレクション)を展示する青銅器館、絵画・書跡・工芸品・考古遺品の名品展が行われる西新館、特別展や正倉院展などに使用される東新館、ミュージアムショップ、レストラン、仏像模型や解説パネルを用いた仏教美術の解説スペースが設けられた地下回廊などがある。
なら仏像館(旧本館)は、赤坂離宮(迎賓館)などを手がけた宮廷建築家・片山東熊の設計によるもので、明治中期の欧風建築の代表例とされ、昭和44年(1969)に「旧帝国奈良博物館本館」として重要文化財に指定されている。

参考

所在地:奈良県奈良市登大路町50
開館時間:9時30分~17時00分
(4月最後の金曜日と5~10月の金曜日は19時00分まで開館。
1月第4土曜日、2月3日、3月12日、8月15日、12月17日も19時00分まで開館)
※入館は、いずれも閉館の30分前まで

休館日:毎週月曜日(休日の場合は翌平日)と1月1日
(展覧会の都合などで変更される場合があり、博物館の刊行物やホームページで確認できる)
※茶室八窓庵と庭園は、現在、保全などのため利用・見学できない。再開は博物館の刊行物やホームページで告知される。

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