※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

長尾神社(葛城市)(ながおじんじゃ/かつらぎし)

概要

延喜式神名帳(927年)に、「葛下郡長尾神社、大、月次、新嘗」と記されている式内大社。
旧大和国葛下郡の総社で、江戸時代に正一位の神階を授かる。
祭神は、水光姫命(みひかひめのみこと)と白雲別命(しらくもわけのみこと)で、ともに種々の産業の神様。
古事記や日本書紀によると、水光姫命は、神武天皇が東征の際に吉野の川上に赴いたとき、光る井戸の中から現れたとされる。
神社はかつての竹内街道、長尾街道、横大路(初瀬街道)の各起点に位置し、下市・高野街道も交差する交通の要衝にあることから、交通安全や旅行の安全を守る神としても信仰を集めてきた。
氏姓辞典によると、西日本の長尾姓の発祥の地という。

参考

所在地:奈良県葛城市長尾471
拝観時間:境内拝観自由

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