※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

東大寺(とうだいじ)

概要

聖武天皇が夭折(ようせつ)した皇太子(基親王)の菩提を弔うため、神亀5年(728)に建立した金鐘山寺(きんしょうさんじ)を始まりとする華厳宗大本山の寺院。
「奈良の大仏さん」として広く信仰を集めている「盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)」を本尊とし、開山(初代別当)は良弁僧正(ろうべんそうじょう)である。
天平勝宝4年(752)には、インド出身の僧・菩提僊那(ぼだいせんな)を導師として大仏開眼供養会が盛大に行なわれたが、大仏殿や講堂などの伽藍(がらん)が完成したのは延暦8年(789)になる。
その後、治承4年(1180)に平重衝(たいらのしげひら)によって、永禄10年(1567)には松永久秀によって伽藍が焼失。現在の伽藍は、宝永6年(1709)に再建されたものである。
平成10年(1998)には、古都奈良の文化財の一部として、ユネスコにより世界遺産に登録された。
また、国宝や重要文化財に指定された建造物や彫刻、美術工芸品が数多くある。

参考

所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間: 7時30分~17時30分(4~9月)、7時30分~17時00分(10月)、 8時00分~16時30分(11~2月)、8時00分~17時00分(3月)

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