飛鳥時代に築造された八角形墳で、東西約38メートル、南北約45メートル。 宮内庁は、第40代天武天皇と、その皇后である持統天皇を合葬した檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)に治定している。 天武天皇は、壬申の乱で大友皇子を倒した大海人皇子(おおあまのおうじ)としても知られる。 第41代持統天皇は女帝として皇位を継承し、藤原京を造営した。亡くなった後、火葬されて天武天皇の墓に合葬されたが、天皇の火葬はこれが最初の例である。
所在地:奈良県高市郡明日香村野口
天武・持統天皇陵(野口王墓古墳) 2011年1月10日撮影 高市郡明日香村