※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

天神山古墳(てんじんやまこふん)

概要

古墳上に伊射奈岐神社(いざなぎじんじゃ)が建つ、全長103メートルの前方後円墳。
古墳時代前期に造築されたと考えられる。
国道169号の工事のため、古墳の東側が削られている。
石室には重さ41キロ分もの朱が納められ、周囲には剣と23面の鏡が置かれていた。
ほかに、太刀や剣、鉄製の武器などが出土した。遺体の埋葬施設が見つかっていないため、国道を挟んだ東側にある崇神天皇陵(行燈山古墳)の副葬品を治めた陪塚(ばいちょう)という説もある。

参考

所在地:奈良県天理市柳本町1899
見学自由

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