※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

天河神社(てんかわじんじゃ)

概要

通称、天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)。役行者(えんのぎょうじゃ)が大峯山を開山する際、ここを拠点に修行を行った。大峯開山の折、大峯蔵王権現に先立って、最高峰である弥山(みせん)の鎮守として祭られたのに始まる。
弥山とは須弥山(しゅみせん)の略で、世界の中心にそびえるとの仏教的世界観から名付けられた聖山。大峯七十五靡(なびき)第五十四番の行所として知られ、弥山山頂には奥院がある。
天河神社の主祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと/弁財天)。日本三大弁財天の1つとされ、芸能の神として信仰があつい。能との関係も深く、能面・能装束が多数保存されている。

参考

所在地:奈良県吉野郡天川村坪内107
拝観時間:境内拝観自由

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