※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

壷阪寺 奥の院 五百羅漢(つぼさかでら おくのいん ごひゃくらかん)

概要

羅漢とは阿羅漢(あらかん)の略で、修行を積んで悟りに達した者を表す称号である。
五百羅漢とは、釈迦の教えを広めていこうと集まった弟子たちで、五百人の阿羅漢たちそのものが、信仰の対象とされている。インドの仏典に、仏に常に付き従った弟子の数や、経典の編さんに参加した者の数として、しばしば「五百」という数字が挙げられていることから、中国や日本で五百羅漢像が彫られ、それを安置する寺院が建てられるようになったという。
壷阪寺の五百羅漢は、奥の院とも称される本堂の東北麓、香高山斜面の岩肌に刻まれている。ほかに、二十五菩薩像、五社明神像、両界曼茶羅(まんだら)などが点在する。

参考

所在地:奈良県高市郡高取町壷阪
拝観時間:8時30分~17時00分

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