※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

竹林寺(桜井市)(ちくりんじ/さくらいし)

概要

閼伽井不動明王(あかいふどうみょうおう)から東へ下った所にある寺。笠寺とも呼ばれる。
空海が中国の竹林寺で修行し、帰国後、東大寺の良弁僧正(ろうべんそうじょう)が描いた「板面荒神」を模写して祭り、寺の名を竹林寺と名付けたとされる。
長谷寺の奧の院ともいわれ、長谷寺の徳道上人が藤原房前(ふじわらのふささき)大臣に懇請して楠の霊木で長谷寺の本尊十一面観世音菩薩像を作った際、その木の供木で薬師如来像を作り、竹林寺の本尊として安置した。また、竹林寺は大和弓道の発祥地で、境内に生えている竹は弓矢の材料に適しているといわれている。

参考

所在地:奈良県桜井市笠
拝観時間:境内拝観自由

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