崇神天皇の時代に創建された神社で、法隆寺の鎮守とされる。
式内社で、旧社格は県社。
風をつかさどる神である天御柱命(あめのみはしらのみこと)と、国御柱命(くにのみはしらのみこと)を祭る。
伝承によると、聖徳太子が法隆寺を建立する際、その建立地を探し求めて竜田川の辺りを訪れた。
そこで太子は白髪の老人に化身した龍田大明神と出会い、斑鳩の里が適地だと告げられたため、斑鳩の地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祭る神社を創建したという。
毎年10月の第2 土曜日・日曜日には、世界平和・氏子安全祈願・五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念して、四季祭(秋)が執り行われる。
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町龍田1-5-3
拝観時間:境内拝観自由