生駒市の北、標高218メートルの所にある山城跡。 高山町は、中世には興福寺一乗院の荘園で、「鷹山庄」と呼ばれた。 一帯を支配していたのは鷹山氏で、後に高山氏と改名した。江戸時代に東大寺の大仏を復興した僧・公慶は、高山氏の出身。高山城は鷹山氏の居城だったと伝えられ、郭(くるわ)、土塁、土橋などが残る。 尾根の頂上に60メートル×70メートルの二股になった主郭があり、その東側から南西部にかけて郭が配されている。
所在地:奈良県生駒市高山町庄田 見学自由
高山城跡 2010年12月12日撮影 生駒市