※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

高見山(たかみやま)

概要

台高山脈の北端、吉野郡東吉野村と宇陀郡御杖村、三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)の境に位置する霊峰。標高1248.4メートルの山頂からは、360度の展望が楽しめるほか、冬の霧氷が特に有名で、多くの登山者が観賞に訪れる。
江戸時代の国学者・本居宣長(もとおりのりなが)は、父母の吉野水分神社への祈誓によって、伊勢国松阪に誕生したとされる。
宣長は寛政6年(1794)10月11日、高見山を越え、東吉野村において「白雲に峯はかくれて高見山見えぬもみちの色そゆかしき」と詠んだ。高見峠(大峠)には、この歌碑が立つ。
山頂には、高角神社や石上麻呂の歌碑がある。

参考

所在地:奈良県吉野郡東吉野村、奈良県宇陀郡御杖村、三重県松阪市

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