※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

惣谷狂言(そうたにきょうげん)

概要

大塔「舟ノ川郷」の惣谷地区で、古くから正月の神事始めに、氏神の天神社と円満寺の境内で奉納されてきた地狂言。
今日では、毎年1月25日に天神社の境内で奉納される。
惣谷狂言は、明治40年 (1907)ごろから演じられなくなり、大正天皇即位の大典で大正4年(1915)に演じられて以来、長らく途絶えていた。
しかし、大塔村史編さんを機に、復活の気運が高まり、昭和32年(1957)に復活された。その後、保存会の人々によって8曲が今に伝わり、毎年このうちの1曲が奉納されている。
昭和34年(1959)7月23日には、奈良県の無形民俗文化財に指定された。

参考

開催場所:奈良県五條市大塔町惣谷 天神社
開催日時:毎年1月25日 10時00分~、もしくは13時00分~
※同じ日に、大塔町篠原の天神社で奉納される篠原踊と1年ごとに開始時刻が入れ替わる。

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