※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

石仏寺(せきぶつじ)

概要

暗峠への街道沿いに位置し、山号を岩生山(がんしょうざん)と号する融通念仏宗(ゆうずうねんぶつしゅう)の寺院。 沿革は不明だが、藤尾の菩提寺として信仰を集めてきた。
本堂に安置された本尊の石造阿弥陀如来坐像は、生駒を中心に活躍した伊派の石大工・伊行氏(いのゆきうじ)の作で、永仁2年(1294)の銘がある。 ほかに2体の石仏が残るが、いずれも通常は拝観できない。
境内には、鎌倉時代の五輪塔や、永禄元年(1558)銘の六字名号板碑(ろくじみょうごういたひ)などがある。

参考

所在地:奈良県生駒市藤尾町96
※拝観は事前に申し込みが必要

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