高さ約50メートルの滝で、かつて天皇や宮人が訪れたことが万葉集に表れている。
また、松尾芭蕉や本居宣長も訪れている。
蜻蛉とはトンボのことで、雄略天皇がこの地で狩りをしたとき、アブに襲われたが、どこからか現れたトンボがアブをかみ殺したという。
トンボをたたえてこの付近を「蜻蛉野(あきつの)」と呼ぶようになったという。
また、滝に虹がかかることから、虹光(にじっこう)の別名もある。
滝の上と下に滝見台があり、すぐそばから滝を眺めることができる。
県が選定した「やまとの水」(36カ所)の一つ。
所在地:奈良県吉野郡川上村西河