崇神天皇が夢のお告げに従い、墨坂の神(墨坂神社)に赤色の盾矛を、大坂の神(大坂山口神社(逢坂))に墨色の盾矛を祭ったところ、流行していた悪病が平癒し、民の平穏が保たれたと伝わる。
墨坂神社は、もとは伊勢街道の西峠付近の天の森に鎮座していたとされ、秋祭りでは、旧社地のお旅所と現在の社地までの1キロを武者行列によるお渡りが行われる。
還御の際には、赤盾、赤矛、太刀などを奉持し、衣冠束帯、よろい、かぶとを身につけた武者や子どもたちのひく神輿が行列をなす。
途中、勇壮な太鼓台がこれを迎え、本社で例祭が執り行われる。
所在地:奈良県宇陀市榛原区萩原703
開催日時:11月3日13時00分~