※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

浄瑠璃寺(じょうるりじ)

概要

寺の記録「浄瑠璃寺流記事」(重要文化財)によると、永承2年(1047)に、当麻出身の僧・義明が薬師如来を安置して開基したとされる。
境内は、梵字(ぼんじ)の阿字をかたどったといわれる池を挟んで、西に阿弥陀如来、東に薬師如来という、極楽浄土を再現した浄土式庭園を成しており、庭園は国の特別名勝および史跡である。
池の西にある本堂(国宝)には、九体の阿弥陀如来坐像(国宝)を安置。こうした九体阿弥陀堂は、当時、京都を中心に造られたが、現存するのは浄瑠璃寺のみという。
池の東には、平安時代に京都から移築され、薬師如来坐像(重要文化財)を安置する三重塔(国宝)がある。

参考

所在地:京都府木津川市加茂町西小札場40
拝観時間:9時00分~17時00分(3~11月)
10時00分~16時00分(12~2月)

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