※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

聖林寺(しょうりんじ)

概要

真言宗室生寺派の寺院。山号を霊園山(りょうおんざん)という。
多武峰山麓の高台にあり、境内からは三輪山や箸墓古墳(はしはかこふん)をはじめ、奈良盆地を一望できる。
和銅5年(712)、妙楽寺(現在の談山神社)の別院として、藤原鎌足の長男・定慧(じょうえ)が創建したと伝わる。
現在の本尊・子安延命地蔵菩薩像は、江戸中期の作で、安産・子授けの祈願に訪れる人も多い。
国宝の十一面観音立像は、天平彫刻の傑作として名高い。明治の神仏分離令を受けて、明治元年(1868)、大神神社の神宮寺であった大御輪寺(だいごりんじ)から聖林寺へ移されたものである。

参考

所在地:奈良県桜井市下692
拝観時間:9時00分~16時30分

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