※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

正暦寺(しょうりゃくじ)

概要

正暦3年(992)、一条天皇の勅願により創建され、当初は86坊が建ち並ぶ大寺だった。しかし、治承4年(1180)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼き討ちで全焼した。その後、興福寺の僧・信円が再興し、かつての隆盛を取り戻した。
本尊の秘仏・金銅薬師如来倚像(重要文化財)は、奈良時代(寺の説明では白鳳時代)の仏像で、春と秋に特別公開される。
また、正暦寺では古くから寺内で酒造りが行われており、境内を流れる清流の水から作った酒は「菩提泉酒」と呼ばれ、日本清酒の原点となった。 毎年1月に正暦寺の境内で、奈良県内の蔵元による酒の仕込みが行われている。

参考

所在地:奈良県奈良市菩提山町157
拝観時間:9時00分~17時00分(12~2月は16時00分まで)

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