※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

斉明天皇陵(車木ケンノウ古墳)(さいめいてんのうりょう/くるまきけんのうこふん)

概要

直径約45メートルの円墳。
斉明天皇は、大化改新で知られる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ/のちの天智天皇)の母である。
第35代皇極天皇として642年から645年まで在位したのち、重祚(ちょうそ)して、第37代斉明天皇(在位655~661年)となった。
越智崗上陵(おちのおかのえのみささぎ)に葬られたとされ、宮内庁によって高市郡高取町にある「車木ケンノウ古墳」が斉明天皇陵に指定されている。
しかし、研究者の間では、明日香村の牽牛子塚古墳が陵墓として有力視されているほか、同じく明日香村の岩屋山古墳や、橿原市の小谷古墳も候補として挙げられているなど、見解が分かれている。
斉明天皇陵の近くには、天智天皇の皇女で天武天皇の妃(きさき)・大田皇女墓がある。

参考

所在地:奈良県高市郡高取町

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