平安時代から鎌倉時代にかけて書き写された一切経2,000巻以上(大和郡山市重要文化財)が納められている。 元は尼ケ辻(奈良市)にあったが、安土桃山時代に現在の地に移った。 享保9年(1724)、柳沢吉里(やなぎさわよしさと)が甲府城主から郡山城主となり、幕府から郡山城を受け取った際に立ち会った幕府方引渡役人の大森半七郎が西方寺を宿舎とした。 本尊の阿弥陀如来立像は平安時代の作。
所在地:奈良県大和郡山市車町5 拝観時間:特に設けていない
西方寺 2010年10月13日撮影 大和郡山市