※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

西大寺 大茶盛(さいだいじ おおちゃもり)

概要

鎌倉時代から伝わる行事で、僧侶が直径30センチ以上もある大茶わんにお茶をたて、参会者に振る舞う。顔がすっぽり入ってしまうほど大きな茶わんを支えあって回し飲みする様子に、思わず笑いがこぼれるなど、和やかな雰囲気のなか行われる。
鎌倉時代に西大寺を復興した高僧・叡尊(えいそん)が、正月の修正会(しゅうしょうえ)の結願のお礼として西大寺の鎮守八幡宮に茶を献じ、参拝の民衆にもお茶を振る舞ったことに始まる。西大寺は戒律により飲酒が禁じられていたため、酒盛りに代わって「茶盛」と称された。

参考

所在地:奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
開催日時:
初釜新春大茶盛 1月15日の10時00分~15時00分
春の大茶盛式 4月の第2 日曜日とその前日、9時00分~15時30分
秋の大茶盛式 10月の第2 日曜日、9時00分~15時30 分

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