垂仁天皇の時代に、疫病を鎮めるために創建されたと伝わる。
古来、花が散るころに病気が流行すると考えられたことから、毎年4月18日に大神神社と摂社の狭井神社で鎮花祭(はなしずめのまつり)が行われる。
神社名の狭井は神聖な井戸という意味で、今も拝殿の横には神水の井戸がある。この水は、古来、薬水と呼ばれ、さまざまな病気に効くと信じられてきた。このことから、別名、花鎮社とも呼ばれる。
境内に三輪山への登拝入り口があるが、登拝には社務所での許可が必要。
所在地:奈良県桜井市三輪
拝観時間:境内拝観自由