※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

西岳院(さいがくいん)

概要

山号は福寿山。聖徳太子が46願をたて(46の大きな寺を創ることを誓い)、この地の字古屋敷に満願寺を建立した。その奥の院が現・西岳院である。
後に、満願寺は富雄川氾濫による水害のため廃寺となり、本尊の十一面千手観音像を西岳院に安置する。
寛政2年(1790)、小泉藩主・片桐貞章の招きにより、黄檗山(おうばくさん)第14代龍統(りょうとう)和尚が西岳院に隠せい、黄檗宗となる。
本尊の木造十一面千手観音像は、平安時代の作で県指定文化財。

参考

所在地:奈良県大和郡山市満願寺町691

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