浄土宗の尼寺で、本尊は阿弥陀如来。山号を法蓮山と称する。
創建については諸説あるが、天平勝宝年間(749~757年)に和気清麻呂(わけのきよまろ)が聖武天皇の学問所を移して創建し、弘文院と称したことに始まると伝わる。また、宝亀元年(770)に藤原百川(ふじわらのももかわ)が創建したとも言われている。
もとは、現在の近鉄尼ヶ辻駅近くにあったが、近世になって現在地に移された。
客殿が重要文化財、本堂と大門が奈良県指定文化財である。
所在地:奈良県奈良市法蓮町881
拝観時間:事前に予約が必要