7世紀ごろ、舒明天皇の時代の創建と伝えられる。天孫降臨の際にお供した三十二柱の神々と五柱の稲荷神、小北大明神を合わせて三十八社を祀っていたという。 小北大明神は食物の神・保食神(うけもちのかみ)に仕えた神であり、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や子孫繁栄、商売繁盛のご利益があるとして、地元の人々から信仰を集めた。 14世紀ごろには付近の領主・箸尾氏から信仰され、その後、郡山藩主・柳沢氏からも寄進を受けた。
所在地:奈良県北葛城郡広陵町中56 参拝時間:境内参拝自由
小北稲荷神社 2010年11月6日撮影 北葛城郡広陵町