安土桃山時代に大和を統一した筒井順慶(つついじゅんけい)が、筒井から移って郡山に城郭を建てた。
その後、豊臣秀吉の弟・秀長が城主となり、紀伊、和泉と合わせて100万石を領し、城郭の改築、城下町の整備などを行った。
江戸時代中ごろには柳沢吉里(やなぎさわよしさと)が藩主となり、明治まで柳沢家が続いた。城跡の柳沢文庫では、柳沢家に伝わる文書や書籍が保存・展示されている。現在は桜の名所としても名高く、毎年桜の季節には大和郡山お城まつりが開催される。
所在地:奈良県大和郡山市城内町
開場時間:見学自由