※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

黒塚古墳(くろづかこふん)

概要

33枚もの三角縁神獣鏡と、1枚の画文帯神獣鏡が出土した前方後円墳。国史跡に指定されている。 古墳時代前期の築造で、全長約130メートル。中・近世には、砦(とりで)や柳本藩の陣屋として利用されていた。
石室内にはクワ属の巨木を使った木棺が収められ、棺の内側は朱で塗られていたほか、刀やさまざまな鉄製品も発掘されている。
古墳の隣には、出土した鏡や竪穴式石室の複製が展示された「天理市立黒塚古墳展示館」がある。
周囲には、崇神天皇陵(行燈山古墳)や櫛山古墳、伊射奈岐神社の建つ天神山古墳などが点在し、柳本古墳群と呼ばれる。

参考

所在地:奈良県天理市柳本町1118-2
見学自由

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