※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

教行寺(きょうぎょうじ)

概要

浄土真宗大谷派の寺院。山号は願成山。
「教行寺明細帳」(1891年)によると、草創は、聖徳太子開創百済寺12カ坊の一つといわれ、もとは天台宗、広瀬郡百済村(現広陵町)にあったとされる。
鎌倉時代に浄土真宗に改宗し、迎田願成寺の号を受けた。
戦国時代の兵火により、現地に移転、古材をもって堂舎を建て、その際に寺号を「教行寺」と改めた。
田原本教行寺(現広陵町箸尾)に対して、大和第一設の教行寺ともいわれる。
明暦2年(1656)に本堂の再建をはじめ、建造物はその後、数度修繕を行っている。
浄土真宗の大和国布教の拠点として、浄土真宗中興の祖、蓮如が立ち寄ったと伝えられ、文明7年(1475)の銘を持った蓮如上人画像が寺宝として伝わる。

参考

所在地:奈良県磯城郡田原本町大網282
拝観時間:設定していない

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