小倉山と号する真言宗醍醐寺派の寺院。本尊に、如意輪観音像を祭る。 役小角(えんのおづぬ、役行者)が行場として開き、弘法大師・空海もここで修行をしたと伝わる。 中世には、奥之坊、中之坊、新坊(あたらしぼう)、大門坊、岡之坊などを有していたが、現在残っているのは、本堂、中之坊である。 境内には、正慶2年(1333・北朝年号)銘の五輪塔、天正6年(1578)銘の石造役行者像などがある。
所在地:奈良県生駒市小倉寺町539 拝観時間:境内拝観自由
教弘寺 2010年12月24日撮影 生駒市