※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

清滝石仏群(きよたきせきぶつぐん)

概要

生駒山地から流れる鳴川の清流に沿って、磨崖仏(まがいぶつ)が点在する。かつては千光寺の参道だった。
清の滝にある線刻地蔵立像は、八尺地蔵、清滝地蔵とも呼ばれ、高さ3メートル以上もある鎌倉時代の作で、役行者(えんのぎょうじゃ)と大蛇にまつわる伝説が残る。
対岸には、岩を四角に彫った中に五体の仏が浮き彫りにされていて、かつては五智如来と呼ばれていた。
ほかに、貝吹地蔵、はらみ地蔵、ほら吹き地蔵など、室町時代から近世までの磨崖仏がある。

参考

所在地:奈良県生駒郡平群町鳴川

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