※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

吉祥草寺(きっしょうそうじ)

概要

山号を茅原山、金剛寿院吉祥草寺と称する古刹(こさつ)。
御所市茅原の地は、修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ、役行者)の出生地とされ、当寺は役小角の創建と伝わる。
境内には「役行者産湯の井戸」が残されている。
本堂には、不動明王を中心とする五大明王が本尊として祭られ、このほか、薬師如来立像や地蔵菩薩立像といった平安~鎌倉時代の作とされる木彫像が安置されている。
また、本堂後ろの会館内に、役行者32歳像とその母・白専女(しらとうめ)像が祭られている。
毎年1月14日には、高さ6メートルもある雌雄2本の大たいまつ(トンド)に火をつけ、その年の平和を祈る「茅原のトンド」(県指定無形民俗文化財)が行われる。

参考

所在地:奈良県御所市茅原279
拝観時間:9時00分~17時00分

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