旧村社。祭神は須佐男命(すさのおのみこと)。
豊年祈願と感謝を込めた「おかげ参り」の絵馬や、明治18~20年(1885~87)の3カ年の歳月を経て造営された「伴堂池掘り」の絵馬が奉納されている。
絵馬のうち、おかげ踊りを描いた天保2年(1831)の絵馬2枚と、慶応4年(1868)の絵馬1枚は、県の有形民俗文化財に指定されている。
境内で多数の踊り子が輪になって踊っている様子が描かれており、当時の風俗などが分かる民俗学上貴重な資料である。
所在地:奈良県磯城郡三宅町伴堂
拝観時間:境内拝観自由