紀伊半島で大きな勢力を持っていた豪族・紀氏(きし)が祖先を祭ったのが始まりと考えられている。 周辺には、和歌山県紀の川沿いに点在する、石室内に石の棚がある古墳と同じような形式の三里古墳があり、関係が深かったと考えられている。 境内には、周辺の三つの地区の人々が集まる座小屋があり、地元の氏神として信仰を集めていたことをうかがわせる。辻の宮、椿(つばき)の宮とも呼ばれている。
所在地:奈良県生駒郡平群町上庄3 拝観時間:境内拝観自由
紀氏神社 2010年10月27日撮影 生駒郡平群町