※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

元興寺(がんごうじ)

概要

奈良市にある真言律宗の寺院。本尊は阿弥陀極楽浄土の様子を描いた智光曼荼羅(ちこうまんだら)。
蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)を養老2年(718)、平城京遷都に伴い移転新築した。
奈良時代は東大寺、興福寺と並び、南都七大寺の一つに数えられたが、平安時代中期以降は次第に衰退した。平安時代末期、浄土信仰が盛んになると、本尊・智光曼荼羅への信仰が高まり、それに地蔵信仰や聖徳太子信仰なども加わり、庶民からあつい信仰を集めた。
また、境内南側には無数の石仏がびっしり並び、色鮮やかなキキョウが咲く。
平成10年(1998)に登録された世界遺産「古都奈良の文化財」の一つでもある。

参考

所在地:奈良県奈良市中院町11
拝観時間:9時00分~17時00分

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